グローバルガバナンスの促進のために
私は10代の頃から60年以上も疑問に思い考え続けてきました。なぜ人々は戦い、戦争を続けるのか、なぜ国家同士が覇権を巡って争い続けるのか、なぜ隣国を傷つけたり殺したりすることが許され続けるのか。そして、これまでに起こったあらゆる戦争や紛争に心を痛めてきました。
25歳で起業し多忙を極めましたが、「戦争が起きる根本原因」と「平和な世界を作る方法」この二つのテーマについては考え続けました。60歳後半になり、私が幼い頃から考え続けてきた疑問の答えを見つけるために、皆さんと一緒に行動を起こす時が来たと決意しました。私は行動を起こすことにとても興奮しています。
2019年、日本に一般社団法人ユナイテッドピースインターナショナルを設立、翌年にはアメリカにも法人を立ち上げました。両法人ともに知名度も実績もないため、私は平和の象徴たるノーベル平和賞受賞者の方々の力を借りて世界の多くの人々を説得しようと考え働きかけを行いました。
幸いなことに6名のノーベル平和賞受賞者に賛同得て、協力していただけることとなり、2022年より本格的に世界に向けて行動する運びとなりました。
今年の11月、私たちは6人のノーベル平和賞受賞者を東京に迎え、グローバル・ガバナンスの構造と制度の強化を通じて地球規模の問題を解決する方法、そして世界平和を達成するためにどのように協力するかについての議論を継続し、拡大するイベントを開催します。
そのイベントで、グローバル・ガバナンスの強化を通じて世界平和の構築に向けた私たちの取り組みと進捗状況を皆さんと共有できることを楽しみにしています。 これが世界平和に向けたキックオフと位置づけ、世界平和という共通の目標に向かって一緒に前進する機会となることを願っています。
グローバル・ガバナンスの向上による平和への信念と今後の活動について
UPIは、平和がユートピアの夢ではなく、選択肢であると信じています。私たちが協力して取り組むことで、平和が現実となる世界を創り出すための重要な要素として取り組むことができます。
UPIは、すべての人々と地球の共有の福祉に焦点を当てた強力なグローバルガバナンスのシステムを通じて、統一された世界平和を描いています。
UPIは、既存の多国間およびグローバルガバナンスの機関を再建するだけでなく、他の組織と協力して、このような機関やシステムの構造改革を検討し、21世紀以降の相互依存する世界の課題に対処するための新しい構造の創造を目指しています。
なぜ今なのでしょうか?
世界中の人々は、さまざまな形で私たち全員が直面している変化を感じています。これは大きな挑戦の時であり、同時に必要な制度の変革に向けた機会でもあります。
2023年4月、国連事務総長グテーレス氏が委託した「効果的な多国間主義に向けたハイレベル諮問委員会による報告書『人々と地球のための突破口』」が公開されました。
これは2024年の未来サミットに向けての議論の中心的なテーマであり、国連加盟国がより効果的なグローバル協力の基盤を築くための方法を検討する場となります。
UPIは、国際協力のための革新的な戦略をリードする思想リーダーや活動家、元政治家、ビジネスリーダー、フィランソロピスト、専門家と協力し、私たちと地球が直面する数多くの危機に対処するための効果的な組織やキャンペーンを支援しながら、重要な対話とプロセスに関与することを目指しています。
Minemitsu Nishimura
一般社団法人 ユナイテッドピースインターナショナル
創設者・代表理事 西村 峯満
ユナイテッドピースインターナショナル
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